一年前の今頃

去年の3月、上旬から体調を崩し、持病のパニック障害の発作が繰り返し出てしまい、お店を休みがちな時があった。

僕は個人経営、自分が働かなければ他に代わりはいないし、飲食店は、毎日の売り上げの積み重ねで初めて利益が生まれてくる。

極論をいえば、最初(大体1か月の半分くらい)の売上というものは、経費として出て行ってしまい、残りの半月分を働くことで自分の給料が生まれてくるようなものだ。

正直、通常の経費以外に臨時の経費が掛かることも多く、実際にはそんなにうまくはいかないのが現状。

 

そんな中、月の3分の1くらいを体調不良で休んでしまったことに対する不安で現実から目をそむけたくなる時もあった。

そんなときに、少しでも癒されたくてYouTubeの動物動画をみていた。

(そんななかで、さぬきに出会うことになった「さぬき店長と基蔵の親父の出会いの物語」参照のこと)

 

もし、さぬきに出会ってなかったら、この子が生を全うして天国に行くまで自分が一緒にいると覚悟をしていなかったら、一年後の今日の僕はいなかったと思う。

 

さぬきの存在は本当に僕にとって大きな存在だと、改めて思う。

 

さぬき1歳を過ぎ、体も大きくなって逞しくなった、うれしい限りだ。

 

話は戻るが、僕にとっての3月は試練の月なのか、今年も厳しい部分が多いが、きっとさぬきと一緒に、そして、基蔵を応援してくださる皆様のお力をお借りして乗り越えていけると、不安もあるが確信している。

 

僕に出来ることは、正直・素直な気持ちで喜んでもらえるものを作る事だと思っている。

 

応援してくれている皆様に感謝し、基蔵としてのこだわりを捨てずに明日も頑張っていこう。

 

合掌。